高血圧 種類

高血圧の種類

高血圧を要因別に分けて見ていくと、本態性高血圧と二次性高血圧に分けられます。

本態性高血圧と呼ばれるものに、どうしてなるのかについてはまだ判明していない部分がありますが、両親が高血圧だという人は高血圧の傾向にあるなど遺伝によるものもあるという説が有力です。

その他、生活習慣の問題も指摘されており、ストレスが溜まっていたり、しょっぱいものや脂っこいものの食べ過ぎやたばこやアルコールなどについても、血圧を一定に保つことができなくするために高血圧につながりやすいようです。

この本態性高血圧については、医師の治療に加えて生活習慣の改善に取り組むことが高血圧を改善することにもなると言えます。

次に、二次性高血圧は病気によって引き起こされ、高血圧になると、病気次第で自覚症状がないものから症状を伴うものまで様々です。

二次疾患のうちでも多く見られるものは腎実質性高血圧というもので、腎臓にまつわる腎臓病をはじめとして糖尿病や膠原病などの病気が高血圧につながる大きなものです。

腎動脈が細くなることによって高血圧に陥りやすくなる腎血管性高血圧もあります。

副腎皮質よりホルモンが過剰分泌される原発性アルドステロン症や副腎髄質から多量にホルモンが分泌される褐色細胞、その他クッシング症候群というホルモンの異常に伴う高血圧もあります。

甲状腺異常、妊娠高血圧症候群というものも高血圧を招く病気としてよく知られています。

こういった二次性高血圧に関しては、病院できちんと治療を行えば高血圧の病状が沈静化されます。

本態性高血圧、そして二次性高血圧は、素人ではどこで区切れば良いか見極めづらいと考えられているので、病院で調べてもらわなければならないでしょう。

 

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