高血圧の治療と食生活
高血圧の治療の一つとして食生活を整えることがあります。
これは、高血圧が重度となり、薬を飲み続けているときも取り組んでいくことになります。
高血圧で特によくないと言われているのが、脂っこい食品やしょっぱい食品の過剰摂取です。
塩分は人間が生命を維持する上でなくてはならないミネラルがふんだんに含まれています。
しかし、塩分の中のナトリウムという成分は必要以上に摂ることで血管が細くなって交感神経が刺激され、高血圧につながります。
そのようなわけで、塩分が多くないメニューにすることで血管の収縮を回避します。
加えて、脂っこいメニューを好む人は肥満になりやすくなり、血圧が高くなりやすくなります。
太っている人は標準体型の人よりも2〜3倍の確率で高血圧になるといった説もあります。
それは、肥満体だと血液量も多くなり、心臓にかかる負担も増え、血圧が高くなるからです。
また、高血圧症状だけでなく肥満体の場合たくさんの病や、生活習慣病にもつながります。
高カロリーの料理を控え、タンパク質たっぷりでカロリーが低い食事を多く摂るようにしましょう。
中でもさっぱりしている和食はバランスが良くお勧めです。
その他の注意点として、お腹一杯になりすぎないよう注意して食べると良いでしょう。
フルーツや甘いものの摂りすぎにならないようにも注意しなくてはなりません。
糖の代謝異常で糖尿病を患う可能性が高くなり、合併症の一つとして高血圧にもなりやすくなるからです。
食生活をバランス良く摂取することは、血圧の異常を改善することにもなりますしその他の病気も撃退できるのです。