二次性高血圧とは
病気の合併症として生じる二次性高血圧は、病気の治療に伴い血圧も下降していく場合が少なくありません。
一方、高血圧が原因でその他の症状が出てくる本態性高血圧の場合は、予防のための方法がいくつかあります。
まずは、負担が少ない程度に運動を取り入れて体の代謝を上げることです。
運動の直後は血圧が高くなりますが、血流が改善されたからで、血圧にはいい状態なのです。
特にいいと言われている有酸素運動をこまめに行うことで血圧が正常な状態となって、血圧が上昇しづらくなるでしょう。
そして、肥満の人は高血圧の場合が多いですから、食生活を整えることも大切です。
油分、糖分、塩分などを豊富に含んだ食べ物をたくさん口にしてしまうのは、高血圧にはよくない影響を与えます。
お酒やタバコをたしなむことも高血圧のみならず、違った生活習慣病も招く可能性が高まります。
バランスの取れたメニューで味付けも薄めにし、食べる量は適量に控えるようにし、あっさりとした和食を料理で献立を組み立てましょう。
糖分を摂取したい場合は、お菓子は避けて、フルーツや芋を適量食べるのもいいでしょう。
そして、過度なストレスや睡眠不足が高血圧を招くともされているので、日常生活を改めることも必要です。
自分の好きなことをしてストレスを吹き飛ばしたり、睡眠を十分にとってくつろぐということも良い予防策であると言えます。
また、とりわけ冬の時期に高血圧になりやすいとされていて寒さが原因となって高血圧の合併症が生じる可能性もあります。
特に冬は冷えないように意識し、体を保温するよう心がけると良いでしょう。
ですが、熱すぎるお湯に入ることは高血圧には良くないので、ぬるめのお湯にし、長風呂にならないように入浴すると良いでしょう。